肥育農場における素牛の早期回復
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肥育農場における素牛の早期回復

クリス・レインハート博士

ジンプロコーポレーション

素牛は国中から肥育農場に集められます。その際に長距離移動によるストレスを軽減し、肥育農場で潜在能力をしっかりと発揮させなければいけません。飼い慣らしの時期に健康と健全性を守り、生産性の低下が起こらないようにしましょう。

 

導入時の問題を解決して現場を整える

肥育農場において全ての素牛の経歴を知ることは困難です。素牛は様々な地域と農場から肥育農場に集められます。トラックが地理的にも経歴的にも異なる素牛を載せて肥育農場に向かいます。素牛は導入後、新しい場所、気候、飼料、そして初対面の牛たちと同居するのに慣れていかないといけません。これらのストレスを受けている個々の牛たちを早期かつ的確に馴致していかなければいけません。

輸送時間が馴致時間を延ばしてしまう場合があります。素牛はトラックから降りた瞬間から脱水、ミネラルの体内蓄積量の減少、低エネルギー状態と戦っています。これらは素牛の免疫力と生産性の低下を引き起こします。

生産性の低下を抑え、導入してから直ぐに強い状態となるために農場では何ができるでしょうか?肥育農場に到着してから早くに全ての素牛が同じスタートラインに立つことができていれば、生産性と経済性を守ることができます。

 

導入当初から生産性を最大化させる

まずは環境面において生産現場を整えることが重要です。全ての素牛が到着時に牛群内を走り回れるようにしてあげましょう。移動ストレスによって失われた栄養素を回復させることが、肥育期全体を通して生産性を高め最適な成長を得る上で大切です。

免疫力を高めて失われた栄養素を回復させることが生産性向上に繋がります。素牛が自身を守る力を高め生産性を落とさないために、導入後最初の45日間にジンプロミネラルを健康サポートのために給与しましょう。平均日増体量の改善と疾病罹患率の低下により、最終的に16倍もの費用対効果を生んだ事例もあります。高い生産目標を達成し、疾病罹患牛の治療するための時間と労力を低減することがさらなる肥育農場の堅実な経営をもたらします。

生産性の向上と疾病減少により、ジンプロミネラルは導入から出荷まで健康を保ち続ける手助けになるでしょう。

素牛が慣れたら、アベイラ4を飼料中の安定的な栄養供給源として給与することで確実な経営上の利益をもたらします。肥育農場においてアベイラ4を給与することで疾病治療が20%減少し、平均日増体量が高まりました。

素牛導入時にはこの科学的に実証された栄養素給与だけでなく、新鮮な水を優先的に飲めるようにし、柔らかい乾草を与え、清潔で乾いた休息場所を提供することもさらなる生産性向上に繋がります。快適な環境とジンプロ社がお届けする栄養面での解決方法を組み合わせることでスタートラインを整え、素牛が利益と能力と生産性を犠牲にすることなく早期に回復できるようになります。

 

我々のスペシャリストチームと一緒に肥育農場における生産性を変える

ジンプロ社と共に歩んで頂くことが、素牛導入時から優れたストレス管理と、能力を最大限高める機会になればと考えます。科学的に実証された肥育農場における栄養学を用いて、より健康的で生産性の高い素牛を作り出し、農場経営をより良いものにしていきましょう。

農場の牛たちを未来の成功に導くための正しいステップを検討する上でのご質問、ご相談等は弊社営業担当者までお問い合わせ下さい。