優れた栄養素を用いて食の安全性を守る
養鶏生産は食料生産という役割を超えて、経済を活性化させ、安価な栄養源を世界中の人々に提供しています。世界で最も大きな農業分野の1つとして、食の安全性のために健康で生産性の高い鶏を飼養することが重要です。
養鶏生産手法が進化するのに伴い、必要な栄養要求量も変化しています。そのため、動物の健康と生産性を向上させるために、飼料を注意深く管理し、必須栄養素を確実に給与させなければなりません。それによって、鶏の免疫能力を高め、最高の成績を発揮し、健康状態を維持し、細菌感染を抑えることが出来るでしょう。そして最終的に食の安全性と公衆衛生を確保することが出来ます。
サルモネラ:常にある脅威
食中毒原因菌、特に非チフス性サルモネラは、正常な鶏の細菌叢の一部となっている場合があり、どの農場のどの群にも存在する可能性があります。そのため、鶏肉を介しサルモネラを消費者が摂取して食中毒を引き起こす可能性があるので、食の安全性の確保が課題となっています。
これらの有害になりうる細菌は鶏の消化管内に定着しており、鶏の免疫力や上皮組織の健全性が低下した時に体内に容易に侵入出来ます。体内のサルモネラ数が高くなると、出荷や処理時に2次汚染の危険性が高まります。そのため、処理場において食の安全性を常に脅かしています。
それでは、正常な細菌叢と人間のサルモネラに対する感受性のバランスをどの様に取れば良いのでしょうか?抗生物質不使用生産農場において、それはより大きな課題となっています。そのためには、農場管理や飼料、バイオセキュリティー、ワクチンなど様々な対策が存在します。しかし、これらの対策は完全ではなく、適切に働かせるためには、鶏がより細菌に対して抵抗力を持つ必要があることには変わりありません。私たちは、科学に裏付けられた栄養素を用いることで、鶏に栄養を与え、免疫能力を向上させ、生産性を維持させながら、処理場に持ち込まれる病原体数を減らすことでこれらの対策を支援します。
ジンプロFirst Line of Defenseを用いて病原体数を減少させる
養鶏生産者は、食の安全性を向上させ、自信を持って製品を消費者に届けるために、鶏の免疫を積極的に管理しています。
ジンプロの提唱するFirst Line of Defenseコンセプトでは、上皮組織の防御機能と免疫能力を高めることで、出荷前における鶏のサルモネラ数を減少させる解決策を提供しています。その結果、処理場での2次感染の危険性を軽減することが出来ます。また、環境ストレス要因を減らし、敷料の状態を管理し、鶏舎内の換気と温度を制御する優れた飼養管理プログラムを組み合わせることで、鶏はさらに健康で生産性が高くなるでしょう。
更に、ジンプロの唯一無二なミネラル吸収経路に基づき、科学に裏付けられた動物栄養素は以下の好影響をもたらします:
- 腸管の健全性向上
- 保護的細菌叢の発達をサポート
- より効率的な消化及び栄養吸収の促進
- 有害細菌の定着を抑える抗菌ペプチドの分泌促進
- 全ての免疫反応に影響を与え、感染症によるダメージを軽減
ジンプロFirst Line of Defenseを用いることで、鶏が最良の栄養素を摂取し、その結果として生産性に好影響が生まれ、食における安全性の危険度が低下するでしょう。ジンプロは鶏が遺伝能力を最大限に発揮し、生産性が向上出来る様に皆様と協働します。
弊社HP上に全飼養ステージを通して食の安全性を向上させるための専門情報及び管理方法に関しての情報を掲載しております。その他ご質問、ご相談は弊社営業担当者までお問い合わせ下さい。
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