ブロイラー鶏の収益性を決める要因は飼料要求率だけではありません。産肉量や肉質、安全性も重要です。私たちの解決策は、上皮防バリアをサポートし、腸管と呼吸器系、皮膚の健全性を向上させます。そして、臓器や組織での病原体の増殖を抑え、生産上の主要な問題に対処出来るようにします。
抗生物質不使用鶏の飼養形態では、腸管の健全性を維持することがより重要になります。亜鉛のような微量ミネラルをブロイラー鶏飼料に添加することで、上皮バリアの向上、腸管の発達促進、皮膚と呼吸器系の健全性向上、組織中の病原体数の減少など、様々な生産上の利益がもたらされることが分かっています。そして、それらは消費者が口にする最終製品の安全性に直接影響を与えます。
ブロイラー鶏において強固な免疫システムは、ストレスや病気による負の影響を軽減するために重要です。ジンプロ・ミネラルを給与することで、ワクチンに対してより好ましい免疫反応を示すことが分かっており、それにより群の均一性や生存率に好影響を与えます。その結果、増体量や飼料効率、屠体及び産肉量と肉質が向上します。
適切な栄養給与を怠ると、飼養管理や輸送、保管状態によって肉質が影響を受けます。ジンプロ・ミネラルを給与することで、屠体皮膚の健全性が向上し、フットパッド皮膚炎病変と骨折減少、屠殺前後の肉の酸化反応が低下することで、屠体の品質が向上します。その結果、筋障害や保管時のロスに加えてドリップロス、クッキングロスを最小限に抑えることが出来ます。
品種改良によってブロイラー鶏の飼料効率は向上しましたが、骨質や跛行、フットパッド皮膚炎、羽毛成長の遅延、皮膚露出による裂傷や擦過傷などといったアニマルウェルフェアに関連する懸念を増大させています。ジンプロ・ミネラルを給与したブロイラー鶏では、これらの問題に加え、酸化ストレスや暑熱ストレスなどの影響が改善し、成長と生産性の向上に役立ちます。
ブロイラー鶏にアベイラ亜鉛を49日間に亘り給与した試験から、飼料効率の改善のみを考慮すると、最大3倍の投資利益率がもたらされます。また、産肉量と屠体品質の向上も考慮に入れると、最大で8倍の投資利益率がもたらされることが分かりました。
アベイラマンガン
生産性と品質、安全性を向上させるために、皆様の農場に合わせて設計する解決策を提供していますので、詳しくは弊社営業担当者までお問い合わせ下さい。